著者村上 臣 「日本人キャリアの新ルール転職2.0」
転職される予定のない方もこれから就活をされる方も、転職を検討される方も全ての方に読んでいただきたい本です。これからの標準的な働き方になるのではないでしょうか
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この本を一言で要約すると「株式会社俺を意識する」です。
自分自身を経営者に見立てて、自分の株価(給料)が上がるように働くという考え方ですね。自分の技術、経験を身に着けたら、その技術の活かせる次の所に活躍なの場を移すのです。自分の欲しい技術、身に付けたいものを得て、会社に貢献したら次のステージにいくということですね。
転職というと日本ではあまりイメージが良くないですよね。転職が盛んに行われているのがJリーグですね。選手は自分の活躍の場を求めてどんどん移籍していきます。そのような社会になれば、自分に合った場所で働くことが出来るようになりますよね。
そして、転職するのに必要になってくるのが「タグ」と「発信」です。
まず「タグ」です。タグというのはその個人を示すキーワード(強み)です。タグは大きく分けて「ポジション(役割)」「スキル」「業種」「経験」、「コンピテンシー」の5つになります。
「ポジション」とはエンジニア、販売員、営業事務など
「スキル」とはデータ分析、プログラミング、財務、動画作成など
「業種」とはコンサルティング、医療、アパレル、保険など
「経験」とは特殊な顧客への営業事務、経営、マネージメント、転職、転勤など
「コンピテンシー」とはリーダーシップ、誠実性、コミュニケーション能力、柔軟性など
これら複数のタグを掛け合わせることで希少性が生まれ、個人としての強みができます。
最後に「発信」です。
アウトプットですね。現代であればSNS、ブログ、YouTubeなど様々なツールがあります。ここでは広く浅い繋がりが必要となります。ビジネス系SNSというものもあるようですね。
転職の手段としてSNSを通じて、会社が直接個人に声をかける形式が増えているようです。また、発信を見てくれた誰かが仕事を紹介するということも珍しくないようです。
「株式会社俺」どのように運営していくかしっかり考える必要がありますね。
明日は実際に僕の「タグ」、「発信」そしてどのような働き方が幸せなのか考えていこう思います。
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今日が人生で一番若いです。タグはインプット、発信はアウトプットだと思いました。両方の能力があることがとても大切ですね。今までの人生インプットが多かったです。これからは積極的にアウトプットします。