僕は手塚治虫が大好きです。
亡くなったおばあちゃんからもらった漫画をとても大切にしています。それがブラックジャック。
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秋田書店のこのブラックジャックを持っています。表紙もこんな感じで渋いですね。
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ブラックジャックは医師免許を持たない腕のいい医者です。治療と引き換えに法外なお金を要求します。命は金には換えられないというモットーです。同じような治療をしても金持ちからは何億円というお金を取りますが、立場の低い方や子供からはそれに見合っただけの治療費になります。命が助かってもその後の生活に支障が出るくらいお金を取っては後々その患者が困るということでしょう。
そして僕はブラックジャックの中で一番好きなキャラクターがドクターキリコです。安楽死を積極的に行っている医者ですね。ブラックジャックとは治療方針で度々衝突します。キリコも腕の良い医者なのですが、治せないとわかると患者に安楽死を勧めます。ここで医療倫理について勉強しましたね。生きるとは何か。植物状態や普段の生活に戻れないのに治す必要はあるのか。元気な時間をしっかり生きて、その後安楽死を選ぶのはありなのか。
食事の量が減ってでも薬を飲まないといけないのか。など今の僕の人生のテーマとなっています。
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これから医療について学ぶ方、今病気でつらい思いをされている方。ぜひ読んでもください。僕のおばあちゃんも闘病中こんなドクターがいたらいいのになーと思いながら読んでいたのかもしれません。
今日が人生で一番若い日です。僕は気に入った漫画や本は何回でも読みます。そして内容について時々思いを巡らせます。また、同じように自分で頭を使って考えたことについてまた上げてみます。