親、自分の老後が心配な方面白い小説を読んだので共有します。
垣谷 美雨「老後の資金がありません」
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主人公は50代のお母さん。残り数年で老後生活が始まる不安を抱えています。家の家計の把握をしていない旦那、子供の結婚式、親の葬式など色々な問題が浮上してきます。主人公は家計をうまくやろうと考えるも、世間からの目や家族の仲を保つために出費がかさんでしまいます。一方で、仲の良い友達はその辺をうまく安くやりくりしており対比的に書かれています。
僕は親に結婚祝いや新居祝いで様々な負担をかけてしまっていたことをこの本を読んで初めて理解しました。親は尽きないお金を持っているとどこかで思っていました。親もこれから老後に近づいていきます。このまま親の脛をかじり続けると、親の金銭的な面倒を見なければならないかもしれないという現実もこの本には書かれていました。
後半に行くにつれお金の話というよりはややホラー小説(笑)みたいなっていきます(笑)僕は人間不信になりそうでした(笑)
この小説はリベラルアーツ大学で言うところの「守る力」と「使う力」を勉強できると思います。
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是非一度読んでください。大学生の方、新婚さん、子供の手が完全に離れた方、老後生活まで5年を切っている方どなたが読んでも勉強になると思います。
こちらの記事も面白いと思っています。参考にしてほしいです。
今日が一番若いです。自分家の経済の見直しは定期的にしていきましょう。僕の家でも時々しています。