節約にゃんちゅうファミリー

節約生活に励んでいるにゃんちゅうファミリーです。子育てなどの日々の悩みなどを書いています。

~コミュニケーションってなんだ~

コミュニケーションの悩み抱えている方一緒に考えていきましょう。

 

会社のコミュニケーションの勉強会で紹介して頂いた本を中心にお伝えします。

2013年新書大賞第4位 平田オリザ「わかりあえないことから」


 

 ちなみに僕はコミュニケーションには自信がないと思っていました。10歳以上も上の人、逆に子供と、異性との会話は特に苦手でした。まずこれは自分がただ慣れていないだけということがわかりました。10歳以上も離れた人と会話したことは社会人になるまでほとんどなかったです。同様に男子校に中高6年間通っていたため異性との会話に苦手意識を持っていました。子供に関しても同じですね。大学で異性と話すことで時間はかかりましたが、何とかクリアしました。年の離れた人との会話についてはまだクリアできていないです。仕事し始めても、一番会話するのは歳の近い人だったからでしょうね。慣れていないだけと思い今後は積極的に話をしてみようと思います。

 

 「日本」「日本語」についての理解も勉強になりました。

「日本」はよくも悪くも「空気」、「雰囲気」を大切にし、同じ価値観の者同士で集まります。「ムラ」を形成します。「ムラ」では掟がありそれを守る必要があり、それを破るものは「村八分」にされます。よく言えば、「変わりあう文化」「言葉に出さなくても察しあう文化」です。言葉を発しなくても雰囲気で理解してもらうことが出来ます。海外と比べほとんど同じ文化、同じ人種が住んでいるため初対面でも自分とそこまで違う人はいません。

 そして「日本語」にも特徴があります。誉め言葉が非常に少ないです。「ナイス」、「グッジョブ」、「ドンマイ」などを日常で使うことはありますが、日本語で日常的に誉め言葉はなかなか出てきません。逆に良いとこは、何回も同じこと言うことで強調することが出来ます。「竿をたてて。」という時、「竿」を強調するときは「竿、竿、竿をたてて」となります。外国語には繰り返し同じ言葉使うことを嫌う言語もあります。例えば、英語では「it」ですべてが置き換わります。

 

 察しなければならない日本文化で今は個を大切にするべきと言われている時代。学校では「みんなと同じ様に振舞うこと」と習う、一方で国際社会で活躍するためには「自分をしっかり表現できるように」と習います。お金稼ぎでも同じではないでしょうか。今の社会は積極的な副業が推奨されており、それに関する本もたくさんでいます。ですが、まだ会社では副業は禁止ではないでしょうか。会社という「ムラ」を大切にするため、「個」は捨てるべきという風習はまだ多いように思います。今の時代はそんな「ムラ」と「個」の間で仮面をつけて生きていかなければならないのかもしれませんね。

 

 

ちなみ、こちらの本も日本の「ムラ」の考え方が書かれている本になります。サイコパスとはどんな人なのかを理解する上で大切な本になります。

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シャーデンフロイデンというのは日本語的に言うと村八分ですね。自分と異なる人を排除しようとすることの危険さなどを勉強できます。


 

 

 

こちらは誉めることについて書いています。


 

 

 

今日が一番若いです。自分が少しでも他の人と違った考え方をしていると思ったらチャンスです。あなたにしかないそのかけがえのない感性を伸ばしていきましょう。僕もそんな感性をすごく大切にしています。