結論から書きます
お薬手帳を持参
お薬手帳を持参し、3か月以内の再来局で数十円安くなります。
お薬手帳を持参することで「薬剤服用歴管理指導料」が少しだけ下がります。「薬剤服用歴管理指導料」とは薬剤師が患者さんに安全にお薬を使用していただくために必要な情報の収集・分析・管理・記録や、お薬のお渡しの際の説明に対して与えられる報酬(点数)のことです。
3か月以内に同じ薬局に再度処方箋を持参し、お薬手帳を持参した場合は43点、それ以外は57点かかります。
つまり、お薬手帳を持参したら少し安くなると覚えていてください。
昔はお薬手帳を持っていくとお金が余分にかかっていた時代があったようです。それだけでなく、薬剤情報提供書(薬の説明用紙)を貰ってもお金かかる時代もあったようです。
時代によって、持参したり、もらったりすると余分にお金のかかる物があるので、どうやったら安くなるのか確認したいですね。
また、お薬手帳を持参することで薬の飲み合わせなどを見てくれるメリットもあります。
ジェネリック医薬品(後発品)を選ぶ
ジェネリック医薬品を選ぶメリットについてはこちらの記事を参照ください。
長い目で考えると、後発品を選ぶことが一番節約になります。
調剤技術料が安い薬局を選ぶ
調剤報酬(薬局で払うお金)=調剤技術料+薬学管理料+薬剤料+特定保険医療材料料
になります。
調剤技術料は薬局によって点数が異なります。
調剤技術料とは様々な機能やサービスを備えた薬局に与えられる点数です。社会のニーズにどれだけ適応しているのかが反映されます。普段ご利用されている薬局がどれくらいの点数なのか、領収書を確認してみて下さい。
各薬局ごとに点数が異なるため、自分のニーズに合った薬局を選んだらいいと思います。
余談になるのですが、薬学管理料とは現在使用している薬剤を把握し、薬についての情報を提供するときに発生する値段です。もし自分が薬剤師や医師だった場合にはここの点数を減らしてもらえるかもしれません。薬剤料は薬の値段です。特定保険材料費は在宅での注射などに発生する点数です。
夜間・休日等加算がかからない時間に行く
以下の時刻で薬をもらうと追加で点数がかかります。
平日:午後7時以降から午前8時まで、 土曜日:午後1時以降、 日曜・祝日、及び年末年始の12月29日~1月3日:終日
まとめ
以上4つが僕の考える処方薬を貰う時の節約方法になります。特に、お薬手帳を持っていくのとジェネリック医薬品を選択するのはハードルが低いです。
医療費ってとてもお金がかかるんですよね。いずれ記事に医療費控除の確定申告についても上げてみようかなと思います。
専門分野でこんなことをすると節約になるよ!などの情報があれば教えてください。