節約にゃんちゅうファミリー

節約生活に励んでいるにゃんちゅうファミリーです。子育てなどの日々の悩みなどを書いています。

ドイツ人が語る ドイツ現代史


 

「ドイツ」という国を皆様はどのくらい知っていますか??僕のイメージでは、サッカー、お城、ソーセージ、ビールなどです。では、都市では何があるかご存知でしょうか??ベルリン、ハンブルク、ケルン、フランクフルト等サッカー好きは意外とでてくるのではないでしょうか。真面目で輸出大国のドイツ。

今回紹介する本はそんなドイツの現代史です。第二次世界大戦後(1945年)から現代にかけてのドイツの躍進を書いた本です。

<文章構成 ドイツ人が語る ドイツ現代史>


挿絵は1枚もなく、文字の羅列です。著者はドイツ人で、それを日本語に翻訳しています。翻訳がおかしくて、読みにくい日本語になっているところは基本的にはありません。
1章から6章まであり、年表順に当時の状況が書かれています。

巻頭について
巻頭では略語が記されています。ドイツやヨーロッパにおける政党や理事会などの聞きなれない略語(CDUやSEDなど)です。略語一覧があることでそれを見ながら読み進めることができます。26個しかないため読み進めて行くうちに慣れていくと思います。

巻末について
巻末には年表と索引がついています。年表にはドイツでの出来事と世界的な出来事が書かれています。特に本文中に首相の行った改革や以前の首相との関係性などが書かれているのでこの年表が非常にありがたいです。

<目次 ドイツ人が語る ドイツ現代史>

 

第一章 新たな出発と復興――1945~58年
第二章 改革と反乱――1958~73年
第三章 脅かされる安全――1973~85年
第四章 転換と固執――1985~99年
第五章 ベルリン共和国への出発―1999~2008年
第六章 グローバル化とその限界――2008~21年

 

<概要 ドイツ人が語る ドイツ現代史>

現在のドイツはGDP第4位。おもな産業は工場、農業、医学などで、輸出業が主です。
ドイツは第二次世界大戦(1945年)で日本、イタリアと共に敗北します。戦後ドイツは西ドイツと東ドイツに分裂します。実はドイツはアメリカ、イギリス、フランス、ソ連で4分割統治されていました。アメリカ、イギリス、フランスは資本主義圏で西側ドイツを、ソ連共産主義圏で東ドイツを治める事となりました。そのため、西ドイツは資本主義、東ドイツ社会主義です。西ドイツと東ドイツの国境には地雷などがあり、簡単には行き来出来ない状態でした。戦前からの首都であったベルリンは東ドイツにあります。ベルリンもアメリカ、イギリス、フランス、ソ連で4分割統治されました。つまり、東ドイツのベルリン内に西ドイツが存在するという状態です。ベルリンの壁は資本主義と共産主義の対立の象徴です。このベルリンの壁は西ドイツと東ドイツの国境に建てられたのではなく、ベルリン内の国境に建てられたのです。1961年から1989年まで実に30年弱も存在していました。

政治、経済、世界史について、ある程度の理解と知識がないと本文を読んでいてもチンプンカンプンになるかもしれません。
共産主義や民主主義の政治の根本を理解しておく必要があります。一党独裁政権のメリットやデメリットなども知っておく必要があります。
1945年から2025年までの80年という歴史の中でも貨幣価値の変動はありました。輸出をメインとしているドイツにとっては、ドル高ユーロ安は喜ばしいことで、逆は痛手なります。 
戦後、アメリカ(資本主義)とソ連共産主義)による冷戦が繰り広げられます。アメリカはヨーロッパ全体をソ連に取られることを恐れ、西ヨーロッパの支援をしてい行きます。逆にソ連は自国と近い東ヨーロッパを支援し、共産主義を拡大していきます。そして、ソ連は領土が広すぎて寒すぎるという特徴があります。自国との緩衝地帯、凍らない港が欲しいのです。

第1~3章は主に第二次世界大戦ナチスドイツの責任とドイツの復興がかかれます。
第4章は東西ドイツの統一。
第5章、第6章は女性で東ドイツ出身のメルケル首相が登場します。IT化やコロナ対策に至る最近20年の内容になります。

本書は基本的に西ドイツ側から見た見解で構築されています。西ドイツはドイツ連邦共和国東ドイツドイツ民主共和国、そして現代のドイツは西ドイツと同じドイツ連邦共和国です。ドイツを統一する際貨幣についても西ドイツの「マルク」になりました。西ドイツが東ドイツを吸収したような形にはなっていますが、そんな単純な事ではありませんでした。詳細は本書で勉強して下さい。

 

<まとめ ドイツ人が語る ドイツ現代史>

政治、経済、世界史についての知識が乏しい自分にとってはかなり難しい本でした。本書を読んだ後、様々な資料を読み込むことで何とか理解を深めることが出来ました。ドイツの現代史を勉強することで様々な知見が身に付いたと思います。今後もこのような難しそうな本もチャレンジしていこうと思いました。

2歳11ヵ月!のんびり息子の成長記録

今月のベストショット! 

椅子を新調し、お気に入り♪
 
電車で皮膚科へ
とってもお利口さんでした。

成長記録をまとめ始めたきっかけは、早産で成長がゆっくり。


出生体重:2048g 出生身長:44cm

妊娠35週で産まれたので、1ヵ月以上早産でした。
成長がとてもゆっくりで、
平均と比べると全て遅めです。

以下、息子の場合。参考までに…
首すわり 5~6ヵ月
寝返り 6ヵ月
ハイハイ 9ヵ月後半
お座り 11ヵ月
かまり立ち 1歳前
伝い歩き 1歳
一人歩き 1歳半
そこで、1ヵ月毎に成長記録をまとめて、
些細な成長も気付けるように…と
毎月5日に更新しています。

今月(2歳11ヵ月)の成長記録

 
出来るようになったこと

✔ 「ちょうちょ」「きしゃきしゃ しゅぽしゅぽ」など、すこやか教室で歌った歌を自分で歌えるように。機嫌の良い時は一人で歌っている(笑)
✔ だるまさんの絵本を覚えて読めるようになった
✔ 小児科で泣かずに待っていられるようになった
ハマっている遊び

✔ 風船遊び
ふわふわ~としたり、キャッチしたり、お風呂上りに汗だくで夢中(笑)
困っていること

✔ 昼寝の途中で突然泣き出してしまうことがある
お喋りの状況

✔ 単語がものすごく増えている
ちゃあちゃん(母)とおちゃん(父)もようやく言えるように
(因みに車の車種は、有名どころは全部言える…笑)
今後の目標

✔ お着替えを自分でする
  【 ↓ その為に工夫していること】
  3.2.1.ガブッで服を被ったり、お着替え中はテレビを消したりと、少しずつ自分で出来るように促し中
 

2歳11ヵ月、言える単語がみるみる増えている

すこやか教室に通い出して、そこで体験してきたことの単語から徐々に言えるようになってきました。(制作でちょうちょを作ったらちょうちょ、風船遊びをしたら風船など)
何個か言えるようになったと思ったら、みるみる単語は増えてきて、ちゃあちゃん、とおちゃんも言えるように!こんなの言えるんだ?!というのも知らないうちに覚えてたりするので驚きの日々です。
ゆっくりさんなりに急成長していて、すごいなぁと日々実感しています。
 
今まで待合室からギャン泣きだった小児科も、ほんとここ数ヵ月で泣かずに座って大好きな車の雑誌を見ながら待っていられるようになり、成長ぶりに驚きです。

今月の熊取町での子育てをピックアップ!

 ”すこやか教室”は楽しんでいます
月火水木と、すこやか教室に楽しんで通っています。
そこでやったことを家でも歌ったりと、楽しんでいるのが伝わってきます。恥ずかしいのか、その場ではやらずにフニャフニャするので私は苦労しますが…。
お友達の名前を言えるようになったのには驚きました!
 
 久々の”ぷらっつ”で嬉しそう
2ヵ月ぶりくらいに、ぷらっつへも行きました。
雨の日でお友達はあまり来ていませんでしたが、スタッフさんが成長したねと、とても可愛がってくれて大喜び(*^_^*)この2ヵ月でとても成長してると驚いてくれました。電話予約の際に、声だけで私とわかってくれたのも嬉しかったです。
また時間のある時は利用したいなと思います!

日本怪異妖怪辞典 四国

 

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皆さんは妖怪について詳しいでしょうか。全国妖怪についての伝説は語り継がれています。地方によって伝承されている妖怪は少しずつ違っているようです。今回紹介する本は日本の妖怪四国編です。図鑑です!
こんな人にオススメ:日本の妖怪に興味がある方。妖怪の辞典を持っていたい方。妖怪の研究をしている方。四国に住んでいる方。歴史に興味がある方。


<文章構成 日本怪異妖怪辞典 四国>

表紙が可愛い妖怪(僕は好きなデザインです)でひしめき合っている本です。
本の中身に絵や写真は一切ありません。妖怪名、妖怪の説明がぎっしり書かれています。県別に妖怪が書かれおり、伝承されている地域が細かく書かれています。四国編という事で徳島県香川県愛媛県高知県、四国全域の順に妖怪が紹介されています。
索引が豪華という特徴もあります。五十音順、部類別、属性別です。
<目次 日本怪異妖怪辞典 四国>
はじめに
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
四国広域
その他

○コラム
・「四国に狐はいない」というおはなし
・四国を取り巻く妖怪偉人たち
・いざなぎ流に見えたる魔群魔性

○索 引
五十音順索引/部類別索引/属性別索引

 

<概要 日本怪異妖怪辞典 四国>


日本怪異妖怪辞典について


収録対象となっている妖怪は①地誌や伝説、昔話や寺社縁起などにみられるもの②民間伝承や俗信などにみられるもの③随筆や説話集にみられるもの④世間話や噂、流行にみられるもの⑤物語や園芸など芸能にみられるもの⑥絵画などにみられるもの⑦児童書など現代の創作性の高い書籍にみられるもの
本書は47都道府県別に掲載していますが、この地域にはこのような特徴の妖怪がいるというはっきりした差異はほとんど存在していません。とくに隣接地域には類似性があります。便宜上、都道府県別に取り上げられていると考えて下さい。
伝承地域が細かく書かれている為、地元の地域、住んだことがある地域には一体どんな妖怪が住んでいるのか調べることが出来ます。妖怪には地域毎の特徴もあるので地元の妖怪はどんな特徴があるのか調べていくと意外な発見があるかもしれません。

四国では狸の妖怪が多い!?狐がいないことについて
四国全般として狐はほとんどおらず、狸が支配しているというのは通説となっています。徳島の金長狸や香川の太三郎狸、愛媛のお袖狸など化け狸を祀る寺社が各地に存在しています。また、民話や世間話においても奇妙な悪戯や現象を起こすのは狸の仕業とされることが多いです。四国から狐が追い出された説話や民話が多く残されているようです。狸がメインの四国ですが、一部では狐の妖怪も存在はしているようです。

コナキジジは徳島県出身だった!?
ゲゲゲの鬼太郎」好きからするとよく知っている妖怪ではないでしょうか。鬼太郎をサポートするファミリーといったところですね。そんなコナキジジは徳島県出身の妖怪だったようです。阿波の山奥にいるという妖怪で、姿は爺だが、赤子のなき声をあげ、人が哀れに思って抱きかかえると、重くなりしがみついて離れず、最後はその人の命を取ってしまいます。水木しげるさんが漫画に採用したことで有名となった妖怪です。

 

四国地域の特徴


瀬戸内海によって本州から隔てられた地域であるためか、特に共通性が強いようです。狸>狐はすでに紹介しましたが、憑き物で定番の犬神、海から「杓くれ、杓くれ」と呼びかける亡霊、山に行けば遭遇する山爺、祈祷やまじないを用いる「太夫」など。

 

<まとめ 日本怪異妖怪辞典 四国>

幼少期から「ゲゲゲの鬼太郎」が好きだった僕にとっては本書はとても懐かしく面白かったです。まさかコナキジジが四国の妖怪だったとは知りませんでした。また、幼い頃絵本で読んだ妖怪もいくつか出てきたように思います。化け狸が題材の絵本は実は四国の物語だったのかなと思いながら読んでいました。四国に住んだことは無いですが、四国にはよく行っています。徳島の剣山、愛媛の松山、香川の高松など、なじみの場所も多いので本書は親しみやすかったです。
本書の妖怪はブログでも紹介されているようで拝見しようと思いした。四国だけでこのボリューム、日本全国集めて妖怪博士になるのも面白いと思いました。

成果が出るチームをつくる方法

 


 

突然ですが、皆さんは会社やチームでどんな立場ですか?社長、部長、課長、主任、平社員、はたまた個人事業主、学生。どんな立場であれ、大なり小なりチームに属していると思います。あなたの属しているチームはどんなチームでしょうか。喧嘩が絶えないチーム、仲良しこよしで言いたいことが言えないチーム、古いしきたりを大切にしリーダーが育たないチーム、メンバーの定着が悪いチーム、まとまりがなく突出した特定の個人だけで成り立っているチーム。。。色々あると思います。ちなみに僕が属した最高のチームは抜群のリーダーシップを発揮する上司がトップダウンで決め、時期リーダーの育成、絶えず議論や喧嘩がありました。僕が属した最悪のリーダーはメンバーに対して向き合うことをせず、リーダーシップを社外の人に任せ、メンバーも意見を言わないようなチームでした。
この本では「チーム作り方」が学べます。リーダーになるためには、いいチームとはどんなものなのか、会社でどんなふるまいをしていくか勉強になりました。
どんな人が読んでも学びがある内容です。

 

<文章構成 成果が出るチームをつくる方法>

本書の冒頭に「本書の読み方」の記載があります。初めから通して読むこともできるし、必要な章から読むこともできます。僕は面白そうな章から読んでいきました。各章で完結しているため、最初から読んでいなくても違和感はありません。
挿絵はありませんが、表や図などの補足資料が沢山あります。文字だけでは伝わりにくい所は補足資料でより理解が深まります。補足資料がまとまっているので文章をサクサク読み進めていくことが出来ます。

 

<目次 成果が出るチームをつくる方法>

CHAPTER 01 変わらない中小企業の悩み
01 備えたいけど、憂いばかり……経営者の悩み
02 経営者の夢は幻?
03 若手の早期離職、3割だと思い込んでませんか? ほか

CHAPTER 02 チーム型組織で落ちこぼれ社員がいなくなる? 〜チームをつくる準備〜
01 チームが注目を浴びている背景
02 結果を出せるチームづくりのための3要素
その1 目的と目標
03 結果を出せるチームづくりのための3要素
その2 自社の強みを活かす職務設計 ほか

CHAPTER 03 強いチームづくりのステップ
01 チームづくりのステップ
02 ステップ1 チームをつくる
03 ステップ2 環境とメンバーを理解する
04 ステップ3 主体的に動き始める ほか

CHAPTER 04 チームを引っ張るリーダーの育て方
01 だからリーダーが育たない、その理由は?
02 新しい時代のリーダーとは
03 新しいリーダーを育てるために ほか

CHAPTER 05 リーダーを支えチームを動かすメンバーの育て方 〜フォロワーシップ
01 フォロワーシップとは
02 リーダーとフォロワーの関係
03 フォロワーシップの高め方1 リーダーを支援する力 ほか

CHAPTER 06 チームを維持するには
01 目標を達成した時にどうするべきか
02 目標達成ができなかった時にどうするべきか
03 変化を取り込み、変化をつくる

 

<概要 成果が出るチームをつくる方法>

今回は僕がとても勉強になった3-5章について内容を記載していきます。

3章では具体的にどのように強いチームを作るのか、維持するのか書かれています。メンバー集めは難しいですが、維持するのはもっと難しいです。チームの目的や理念を繰り返し伝えていく重要性が勉強できます。

4章ではリーダーの育て方です。リーダーは生まれながらにして素質があるのでしょうか。いいえ、リーダーは育てていくものです。「うちの会社はリーダーが育たない」ではありません。育てていないのです。リーダーというのは勉強してリーダーになります。新時代のリーダーとはどのような事が求められるのでしょうか。

5章ではリーダーを支えるメンバーの育て方です。チームはリーダーだけでは成り立ちません。メンバーの意見は重要です。ではメンバーはどのような意見を持てばいいのでしょうか。全員イエスマンで固めましょうか?それではいけません。メンバーは勇気をもってノーと言える人が必ず必要になります。リーダーの意見を直接理論的に批判できるメンバーが必要です。

 

 

<内容 成果が出るチームをつくる方法>

CHAPTER 03 強いチームづくりのステップ

・チームの目的は繰り返し共有します。チーム立ち上げの時はもちろんのこと、要所要所で繰り返して伝えます。チーム全員の共通した理解が大切だからです。人は一つの事を1回だけ伝えられただけではそれぞれがそれぞれの理解をしてしまいます。
・葛藤、対立の意義。前提として理想の組織というのは存在しません。人が集まる所に対立は必ず生じます。対立のない組織は一見平和そうですが、停滞に陥りやすくイノベーションは生まれません。対立は組織の向上には必須になります。

CHAPTER 04 チームを引っ張るリーダーの育て方

・リーダーは育たないのではない。「育てていない」のです。
・多様性の時代です。従来のリーダー像は捨ててください。前任のリーダーは新しいリーダーとは関係ないです。
・新時代のリーダーはチームの目的を達成した時にどうありたいかを描き共有する必要があります。必要な力としては考える力、シンプルに整理して伝える力、語彙力です。
・メンバーがバラバラの方向に歩かないために目的を繰り返し共有する必要があります。その上で「なぜ目的を達成する必要があるのか」繰り返し説く必要があります。
・リーダーはメンバーの手本となります。リーダー自らが理想の働き方を実践することでメンバーは納得して働くことができます。目的を口で語ることも大切ですが、態度で示していくのもとても大切です。
・リーダーはメンバーを育てる必要があります。
・人は変化を嫌う生き物です。リーダーはそれを理解した上で、少しの変化を入れてイノベーションを起こしていく必要があります。

CHAPTER 05 リーダーを支えチームを動かすメンバーの育て方 〜フォロワーシップ

・チームはメンバーにより生き、死にもします。どんな優秀なリーダーがいたととしてもメンバーが動いてくれなければ何にもなりません。
・メンバーに必要な力は「支援力」と「批判力」です。「批判力」とはリーダーとチームが誤った方向に進むのを阻止します。状況を客観的に分析することが求められます。
・「リーダーを支援する力」とはリーダーのエネルギー補充とコミュニケーションのフォローです。リーダーの仕事に対して喜ぶことを理解することです。メンバーが一人前になることに喜びを感じるのであればそのサポート、メンバーが自主的に動けることを重視しているのであればマニュアル作成など、リーダーによって求めることが異なるので直接聞くと良いでしょう。コミュニケーションのフォローとしてはリーダーの言葉が適切に伝わっているのか他のメンバーと確認することなどがあります。
・「批判力」→「提案力」はセットで行いましょう。リーダーが動きやすいように必ず提案もセットで行います。ルール違反やチームが危険にさらさられる時は必ず必要となる力です。批判する時は「事実」のみを伝えましょう。感情は一旦置いておき、相手からのクレーム、チームの状態を伝えるようにします。どのように手当てするか提案しフォローすることを約束します。

<まとめ 成果が出るチームをつくる方法>

本書で勉強になった点はいくつもありました。チーム内での対立の必要性、リーダーの育て方、メンバーの必要性など今までなんとなく考えていたことが論理的に書かれており勉強になりました。
リーダーとしてチームを引っ張っていく時はメンバーの手本になれるように、目的の繰り返しの共有をしていこうと思いました。
メンバーとしてリーダーを支える時は適切な「支援」と「批判」を大切にしていきます。
チーム内での対立はチームが躍進するためには必要と考え向き合っていこうと思います。

2歳10ヵ月!のんびり息子の成長記録

今月のベストショット! 

ドライブのお供、豆(笑)

天王寺動物園に行ったよ~

成長記録をまとめ始めたきっかけは、早産で成長がゆっくり。


出生体重:2048g 出生身長:44cm

妊娠35週で産まれたので、1ヵ月以上早産でした。
成長がとてもゆっくりで、
平均と比べると全て遅めです。

以下、息子の場合。参考までに…
首すわり 5~6ヵ月
寝返り 6ヵ月
ハイハイ 9ヵ月後半
お座り 11ヵ月
かまり立ち 1歳前
伝い歩き 1歳
一人歩き 1歳半
そこで、1ヵ月毎に成長記録をまとめて、
些細な成長も気付けるように…と
毎月5日に更新しています。

今月(2歳10ヵ月)の成長記録

 
出来るようになったこと

✔ フォークを上手に刺して使えるようになってきた。スプーンはお手伝いすると使える。あと一息!
✔ 嫌な時は「いいの」と意思表示が出来るように。
ハマっている遊び

✔ パズルに夢中!10ピース、15ピース、20ピースの乗り物パズルは習得。
困っていること

✔ ズボンやオムツを中々自分で上げようとしない…
お喋りの状況

✔ 「お茶ちょーだい」や、自分の名前が言えるように。言える単語はここ最近で急に増えている。またね~がマイブーム(笑)
今後の目標

✔ スプーンを上手に使う
  【 ↓ その為に工夫していること】
  一緒に手を添えながら、ご飯やヨーグルトを食べる練習中。
 

2歳10ヵ月、ようやく「ちゃあちゃん」が言えるように。

写真を見て、自分を指して自分の名前を言ったり、私を指して「ちゃあちゃん」と言えるようになりました。まだまだ自分からは言いませんが、これは誰かな~?と聞くと、機嫌がよければ答えてくれます。嬉しくてたまりませんね(笑)

今月の熊取町での子育てをピックアップ!

 ふれあいセンター”すこやか”に通っています
周りのお友達を見て、食べ終わった食器を片付ける作業などが出来るようになってきました。そこで行う体操やダンスなどを家でもやっています。新聞ちぎりにハマり、家でも「しんぶん」と言いながらちぎったりしています。近くで見ていてとても成長を感じます。

日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み  ヴィオレッタ・ウドヴィク


 

今回取り上げる本は日本とウクライナとの関係を述べた本です。現在ウクライナはロシアの侵略により大変な状況となっています。広島出身の私は戦争は反対です。その上で、ウクライナとロシアの戦争で被害に遭われた方々に心からお悔やみ申し上げます。戦争が終わることを心から願っております。戦争について述べるのはこの冒頭だけにします。

ところで皆さんは「ウクライナ」のことで知っていることはありますか?海外サッカーが好きな私はACミランなどで活躍したシェフチェンコをすぐに思いつきます。相撲好きな人は第48第横綱大鵬でしょうか。音楽やバレーではキーウ・バレー、キーウ・オペラ、キーウ国立フィルハーモニー交響楽団も有名です。そして、コサックダンスもウクライナの文化です。
ウクライナ親日の国です。ウクライナについて少しでも理解してもらえるように、政治的な所から文化的なところまで私が学んだことを共有していきます。

<文章構成 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

挿絵は少なく、白黒で構成されています。本書の前半は国際社会におけるウクライナの立ち位置、後半は日本との関係性歩みについて記載されています。
ウクライナの歴史的、政治的背景、他国との関係性などは少し難しいです。年号や融資されている金額などを事細かく書いているので読みにくいと感じたのかもしれません。ざっくりとした年表などがあれば読みやすかったかなと思います。ソ連からの独立、チェルノブイリ原発事故、核爆弾放棄など知っていると読みやすかった事項については下記にまとめています。
バレーやオペラなどの文化的な内容は何となく知っていることもあると思うので読みやすいかもしれません。
本書は全体的に知らなかったことが多かったので読むのに時間がかかりました。

<目次 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

第1章 初めての接触およびソ連時代における交流と協力
第2章 日本とウクライナの政治対話
第3章 安全保障・防衛協力
第4章 経済関係および協力
第5章 核の安全および科学技術協力
第6章 文化・スポーツ・人道関係

<ざっくりした年表 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

1986年チェルノブイリ原発事故
1991年ソ連からの独立
1994年核兵器放棄
2014年ロシアによるクリミア併合
2019年政治家としての経験のない、コメディアンのゼレンスキー氏が大統領就任

ウクライナの文化 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

コサックダンス、キーウ・バレー、キーウ・オペラ、キーウ国立フィルハーモニー交響楽団ボルシチ料理

ユネスコ世界遺産 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

文化遺産6ヶ所、自然遺産が1ヶ所、無形文化遺産には、ペトリキウカ塗り、コサックの歌、コシウ陶器、オルネク、ボルシチ料理

被爆国としての関係性 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

ウクライナと日本のみが世界での被爆国です。チェルノブイリ原子力発電所事故は広島に落とされた原爆の400倍もの放射線物質量とも言われています。事故後日本は金銭的支援、研究支援、治療支援など多岐にわたる支援を行いました。
東日本大震災の時はウクライナによる支援がありました。

核兵器をめぐる問題 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み

ウクライナは1991年ソ連から独立しました。その際、核兵器を継承しました。1994年、日本を含む様々国の意見を取り入れ核兵器を放棄します。その際、核保有国である英米露がウクライナの主権及び当時の領土を尊重し、ウクライナに対する脅威や武力行使を控えるということでした。

<ロシア・ウクライナ戦争 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

2014年、ロシアはウクライナクリミア半島に侵攻して占領し、更にウクライナ東部のドネツク州及びハーンシク州に武力攻撃を行い、ウクライナの主権と領土を侵害しました。
日本は「力による現状変更は認められないという観点で、ロシアのクリミア併合は違法な状況が続く限り、日本は制裁を継続する」と述べアジアで唯一、退露制裁を行っています。

<コメディアンゼレンスキー氏大統領就任 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

2019年、ゼレンスキー大統領は停戦、クリミアの奪還及びウクライナの国内改革を最重要課題として掲げました。また、他国の強みを指摘しながら、「我々はサッカーではアイスランド人に、母国防衛ではイスラエル人に、テクノロジーでは日本人にならなくてはならない。みんなが違いを超えて幸せに暮らすためには、スイス人になる必要がある。」と発言しました。

<貿易など   日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

ウクライナは地球の1/3の黒土地帯が広がり、穀倉地帯を有する国です。世界で2番目に大きい穀物輸出国です。大麦の輸出は世界2位、トウモロコシは世界4位、小麦は世界5位です。蜂蜜も有名です。魚類の輸出も多いです。

日系企業の進出も盛んで、トヨタ、ホンダ、パナソニック三井物産JTなどがあります。

<まとめ 日本とウクライナ 二国間関係120年の歩み>

ウクライナの歴史や対外国との関係を考える際に日本との関係がこんなにも深いとは知りませんでした。そして親日ということも驚きでした。以前トルコに行った時、日本人というだけで歓迎されました。その時日本人であることが誇れることなんだと感じました。この本を読むとその時と同様の感覚になりました。失われた30年と日本では言われていますが、まだまだ捨てたものじゃないです。私たち若い世代が時代を引っ張っていき、「世界に誇れる日本」を作っていけるように精進していきたいです。

消費者の向社会的行動原理—カスタマー・ハラスメント予防のためのコミュニケーション 榎澤 祐一


 

今回紹介する本はかなり読み応えのある本です。マーケティング、消費者行動、統計学などあらゆる分野をある程度勉強しておく必要があります。【専門書】といった感じです。さわりの勉強だけと軽い気持ちで手に取ると話が直ぐに分からなくなるので注意してください。

商学社会学を学んだ事がある方にオススメの書籍です。研究方法など詳しく記載があり、これから研究者を目指す方は1度読んだ方がいい書籍です。

文章構成 消費者の向社会的行動原理 カスタマーハラスメント予防のためのコミュニケーション

研究データを取るにあたり、仮説があり、活用方法、
データのとり方、バイアスの排除の仕方など事細かにまず書かれます。その後結果となるデータが数字として示されます。数字を元に解釈と考察、結論が書かれます。
終始一般的な論文といった感じです。挿絵など一切なく硬い真面目な文章となっています。

目次 消費者の向社会的行動原理 カスタマーハラスメント予防のためのコミュニケーション

第1章 問題の所在と背景
第1節 問題の所在
第2節 問題の背景
第3節 本研究の目的と研究領域
第4節 本書の構成

第2章 エンタテインメント・イベントでの迷惑行為の位置づけ―消費者行動論研究において
第1節 はじめに
第2節 知覚品質と満足の定義と両者の関係性
第3節 アート財における知覚
第4節  エンタテインメント・イベントにおける消費者の知覚品質の形成
第5節 知覚品質評価メカニズムの考察
第6節 本章の含意と限界

第3章 消費者の向社会的行動の先行要因に関する先行研究と限界
第1節 はじめに
第2節 社会的交換理論による先行要因の説明
第3節 個人の合理性による先行要因の説明
第4節 社会集団に関する理論による先行要因の説明
第5節  消費者の向社会的行動に関する先行研究の限界、先行要因に関する新たな方向性

第4章 消費者の個人特性に関する先行研究レビュー
第1節 はじめに
第2節 消費者行動予測に有効なパーソナリティの条件
第3節 初期のパーソナリティ研究
第4節 心理特性に基づくパーソナリティ分類
第5節 消費者のライフスタイルに基づくパーソナリティ分類
第6節 消費者行動予測のために援用するパーソナリティの条件
第7節 パーソナリティ援用の限界と将来の研究の方向性

第5章 アタッチメント理論を援用した消費者行動研究の方向性
第1節 はじめに
第2節 ブランド・アタッチメント概念におけるアタッチメント理論の援用
第3節 Bowlby のアタッチメント理論とその拡張
第4節 消費者の向社会的行動予測におけるアタッチメント理論の援用
第5節 アタッチメント・スタイル援用の意義―エンタテインメント・イベント消費者の分析において
第6節 アタッチメント・スタイル援用の限界

第6章 消費者の向社会的行動の先行要因の実証
第1節 はじめに
第2節 仮説の設定―アタッチメント理論に基づく消費者の向社会的行動
第3節 実証―状況想定法による質問紙実験
第4節 結論―交換的関係・共同的関係を統合した理論構築の可能性

第7章 中国における消費者の向社会的行動の先行要因の実証
第1節 はじめに
第2節 仮説の設定―他者観のポジティブさに着目して
第3節 実証―中国都市部在住者を対象とした質問紙実験
第4節 結論―日中質問紙実験結果の差異と共通点

第8章 本研究の意義と限界、今後の研究課題
第1節 本研究の意義と限界
第2節 今後の研究課題

概要 消費者の向社会的行動原理 カスタマーハラスメント予防のためのコミュニケーション

第1章では、問題の所在としてカスタマーハラスメント問題の現状を述べるとともにエンターテイメント・イベント産業で経済に大きな影響を与えいることを指摘しています。そして、エンターテイメントンターテイメント産業をサービスとして捉えた時の今日的な特徴も記述してあります。

第2章では、消費者行動研究の中でのエンターテイメントンターテイメント分野の研究の位置づけを確認したうえで、その枠組みの中でカスタマー・ハラスメント問題が、顧客満足の先行指標となる知覚品質に対して、どのように負の影響を与えるか確認しています。

第3章では、消費者の向社会的行動の先行要因に関する選考研究を概観しています。主に寄付、贈与、倫理的消費、他の消費者への情報提供を題材としたものが存在していますが、研究による成果と限界について示唆したうえで、本書が目指す理論構成の方向性を示しています。

第4章では、第3章で示した方向性を踏まえて消費者の個人特性と消費者行動の関連性に関する研究を概観した上で類型化し、本書として具体的にどのようなアプローチを摂るかを述べています。その結果、発達心理学のアタッチメント理論に基づき、アタッチメント・スタイルと向社会的行動の解明する研究を検討しています。

第5章では、近年の心理学のアタッチメント理論に関する研究をレビューしています。その上で、アタッチメント・スタイルを援用した文献群の特徴とは何かという研究課題に取り組んでいます。

第6章では、研究の端緒としての仮設実証として、近年の認知神経学の治験を援用しながら、仮説を構築し、実験した結果について記述しています。

第7章では、仮説の頑健性と一般性を高めるべく、第6章で実施した実験結果を基に棄却された仮説を除外し、新たな仮説を設定して中国人を対象に実証しています。

第8章では、本書の成果をもとに示唆を行うとともに残された課題を指摘し、そこから得られる今後の研究の方向性を示しています。

まとめ 消費者の向社会的行動原理 カスタマーハラスメント予防のためのコミュニケーション

マーケティング、消費者行動などの文系の知識を全く持ち合わせていなかったので、とても難しく感じました。内容理解、自己啓発のために2回読みましたが、やはり難しかったです。
一方、統計のとり方や数字の取扱いついては勉強になりました。仕事で臨床研究などもしているので今後にまた参考にしたいと感じました。
第1章、第2章で取り扱う問題の現状についておさらいし、第3章、第4章、第5章で研究のデザインやバイアスなどを洗いだしています。第6章で結果を出し、第7章で再試験しています。そして第8章で今後の展望を述べています。
論文の作り方で今後に役立てていけたらいいなと思っています。